不妊症コラム

■不妊症と漢方

不妊治療の進歩は目覚ましく人工授精、生殖補助医療(ART:体外受精、顕微授精)が様々な施設で行われるようになってきました。
しかし、これらの治療でも妊娠に至らないカップルがいるのも事実です。

近年、科学的データも集積され、漢方療法が再度見直され始めています。
<排卵障害>には当期芍薬散、桂枝茯苓丸、女神散等が汎用されます。
当期芍薬散にはクロミッドの作用を増強する力もあるといわれています。
<無月経>には温経湯の投与で排卵を見ることがあります。
<黄体機能不全>には一般的には当期芍薬散が用いられています。
<PCO>には芍薬甘草湯、温経湯等が使われ効果を上げています。
<男性不妊>には補中益気湯、八味地黄丸、柴胡加竜骨牡蠣湯で妊娠に至った症例が多く見受けられます。
しかし、漢方療法はその人の証(漢方医学的診断)により処方されないと、効果が出ません。
また、不妊症の場合は妊娠したら中止しないといけない漢方もあります。
漫然とのむのではなく、医師とよく相談の上の服用して下さい。

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