■不妊症と子宮筋腫
- 不妊症コラム
子宮筋腫は子宮に出来る良性の腫瘍です。
その出来る場所により大きく3つに分類されます。
子宮の外側に出来る『ショウ膜下筋腫』、子宮の筋層内で大きくなる『筋層内筋腫』そして子宮の内側に向かって大きくなる『粘膜下筋腫』です。
また稀ではありますが茎を持った有茎筋腫もあります。
筋腫があることが全て不妊の原因となるわけではありませんが、大きさや数、出来る場所により妊娠することに悪影響が出てきます。
不妊の原因となるのは『粘膜下筋腫』が多く、『漿(しょう)膜下筋腫』は不妊の原因とはなりにくいですが、妊娠すると中期に腹痛をともない切迫流早産の原因となる事が多いといわれています。