レディースドック・ブライダルチェック

すべての女性の「プレコンセプションケア」として

女性またはカップルが将来の妊娠（受胎）を見据えて健康に生活し、それを維持することは大切なことです。妊娠前から、自分の身体を知り、何か疾患が見つかれば早目に治療することにより健康で納得のいく出産・育児を迎えることができます。

しかし、妊娠を考えている女性ばかりでなく、結婚を考えていない女性や妊娠を望まない女性でも女性特有の疾患を早めに見つければ、将来の健康を担保することができて、その人の人生の質が上昇します。そして輝き続けることもできます。

当クリニックでは、すべての女性のために行う検査として、レディースドック・ブライダルチェックを、そして近い将来に妊娠を考えている方には妊活チェックぷらす+を、35歳を超えている方には妊活チェックぷらす+ぷらす+をお勧めします。
妊活チェックぷらす+は今のご自身のホルモン状態を、また妊活チェックぷらす+ぷらす+はホルモン【AMH】を測ることにより、残っている卵胞の数を検査することができます。

「妊娠前の女性とカップルに医学的、行動的、社会的に保健介入を行うこと」2012年にWHO（世界保健機関）により定義されました。国内でも専門外来を設ける病院も増え、当クリニックもプレコンセプションケアの考え方をもとに診療にあたっています。

〈レディースドック・ブライダルチェック〉

脂肪計・体重測定（BMI）

栄養、適正な体重管理

内診、経腟超音波検査

子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮頸管ポリープの早期発見、4D超音波による子宮内膜ポリープの診断

子宮頸がん細胞診

早期発見、適切なフォロー

貧血検査

貧血治療

クラミジア感染・淋病、梅毒、HIV

性感染症予防、治療

B型肝炎、C型肝炎

予防、治療

風疹抗体価

抗体が低い場合はワクチン接種

トキソプラズマ抗体検査

陰性の人は妊娠中の注意が必要

甲状腺検査

バゼドウ氏病、橋本病

血糖

糖尿病

〈妊活チェックぷらす+〉

LH（黄体化ホルモン）

成熟した卵胞に働き、排卵を促す作用があります。

FSH（卵胞刺激ホルモン）

排卵がある年代には卵胞を成熟させる働きがありますが、更年期になると急上昇します。

E2（卵胞ホルモン）

卵胞から出るホルモンで妊娠をしやすくなる働きがあります。

P4（黄体ホルモン）

妊娠の準備のためのホルモン排卵後に高くなり、生理がくると低くなります。

PRL（催乳ホルモン）

母乳を出すホルモンですが、妊娠していなくても値が高い場合は不妊症、無月経となります。

テストステロン（男性ホルモン）

PCOS（多嚢胞性卵巣症候群）では高値となり、不妊症の原因にもなります。

〈妊活チェックぷらす+ぷらす+〉

AMH（抗ミュラー管ホルモン）

年齢相応の卵胞の数がわかります。その結果により、不妊症の治療方針を決めるのに役立ちます。

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早期発見の重要性

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例えば、子宮頸がんが見つかっても早期であれば、治療（円錐切除）により妊娠・出産することも可能です。また、子宮筋腫、子宮内膜症の診断がついても薬などの治療により、その進行が止まり、症状も緩和されてQOL（生活の質）の向上を図ることができます。

※ご希望により追加（オプション）も可能です。

• レディースドック・ブライダルチェックは公的医療保険が適用されない自費診療です。