更年期とは
更年期とは、卵巣機能が低下しはじめ、消失するまでの時期をいい、日本では閉経前後の5年、計10年と定義されています。そしてこの時期に起こる「のぼせ」「不眠」「肩こり」「イライラ」など様々な不快な症状を「更年期障害」といい、同時に身体に多様な変化が出てきます。更年期障害やその時期の身体の変化は、まわりの人になかなか理解されにくく、1人で悩みがちでストレスはたまる一方です。
しかし様々な症状を軽くして、うまく乗り越えることができれば、明るい人生が開けてくるはずです。平均寿命が延びた現在では、更年期を迎えても、その後さらに平均30数年もの人生があります。更年期を正しく的確に把握すれば、つらさを軽くし、悩みを小さくすることができます。更年期前後に出る不快な症状は様々ですが、それぞれの症状に適した治療があります。どうぞお一人で悩まずに、ご相談ください。