■今年こそは赤ちゃんを!
- 不妊症コラム
「結婚すればすぐに赤ちゃんができると思っていたのに、なかなか妊娠しない」「仕事もやめ、万全の態勢で子作りに励んでいるのに、いっこうに妊娠の兆しが無い」・・・こんな時、ふと頭をよぎるのが”不妊症”という言葉ではありませんか。
健康な男女が結婚して通常の夫婦生活を営む場合、結婚後1年以内に約80%、2年以内では約90%が妊娠しています。
その反面、赤ちゃんが欲しいのに恵まれないというカップルも多く、現在、日本では夫婦の10組に1組、約100万組が不妊症に悩んでいるといわれております。
しかし、結婚して半年や1年経っても子供が出来ないからといって、勝手に不妊症と決め込むのは間違いです。
不妊症の疑いがない男女が、毎月、排卵日にセックスしても、妊娠する確率は4回に1回といわれています。
夫婦が力を合わせ、新しい生命を生み出すことは、それだけドラマチックなことなのです。
世界産婦人科連合では、妊娠できる年齢に達した男女が、結婚後正常な性生活を送り、特に避妊などをしていないのに、2年経過しても妊娠しない場合を不妊症と定義しています。
ただし、避妊、長期出張などで性生活が中断されるケースでは、その期間を差し引いて考えます。
”避妊をしないで2年”が不妊症かどうかの目安になるといえるでしょう。