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■妊娠成立のための条件・・・着床

  • 不妊症コラム
卵管内の受精卵はすぐに細胞分裂を始め、成長しながら、卵管の働きによってやがて子宮に運ばれます。そして、排卵後のホルモンの分泌によって受精卵の受け入れ態勢を整えている子宮内膜に根を下ろします。(着床) ところが、受精卵が卵管から子宮へ正常に輸送されない場合は、子宮外妊娠などのトラブルが発生して、受胎の成立に支障が現れます。また、受精卵が子宮内で着床に失敗したり、うまく着床しても子宮内膜の受け入れ態...
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■妊娠成立のための条件・・・射精

  • 不妊症コラム
男性性器の睾丸でつくられる精子は、性的興奮によるペニスの勃起によって、精液とともに勢いよく体外に排出されます。これが射精です。女性が妊娠するためには、男性性器から受精能力のある精子が女性の膣内に射出されなければなりません。健康な成人男性が1回の射精で放出する精子の数は約 3億といわれますが、膣内の酸によって大部分が死滅するため、卵管に無事到達できるのはそのうちわずか200ほどです。このことから、膣の...
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■妊娠成立のための条件・・・受精

  • 不妊症コラム
受精は、精子が卵管内に到達したとき、すでにそこに卵子がいるか、あるいは卵子が卵管内に入ってくるのを待ち構えている状態の場合のみ成立します。卵子の平均寿命は12~24時間で、それ以上経つと受精能力は消滅します。精子の寿命もせいぜい2~3日です。卵管内で卵子と精子が出会って受精卵となるためには、時間的なタイミングがとても重要になるわけです。つまり、排卵が起こる2日前くらいから排卵の日までにセックスがなけれ...
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■妊娠の成立(排卵)

  • 不妊症コラム
女性の体の中で月経が起こると、卵巣にある10~20個ほどの原始卵胞が発育を始め、月経周期の途中でその中の1個が急速に発育して成熟卵胞になります。成熟卵胞はやがて卵巣の表面に近づいてふくらみ、月経の2週間前後に卵胞の膜が破れて、卵子が腹腔内に排出されます。これが排卵です。その後、卵管の活発な運動によって卵子は卵管内に吸い込まれていき、精子との出会いを待つわけですが、卵巣の異常で排卵がない場合、あるいは...
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■続発性不妊症

  • 不妊症コラム
不妊症には2つのタイプがあり、「原発性不妊症」「続発性不妊症」に大別されます。「原発不妊症」は結婚して正常な性生活がありながら、一度も妊娠しないというケースです。一方、過去には妊娠や出産の経験はあるものの、それ以降ずっと赤ちゃんに恵まれない状態を「続発性不妊症」といいます。赤ちゃんを産んだ後、2番目、3番目の子供が出来ない場合、あるいは妊娠したのにやむを得ない理由で人工中絶を行い、その後全然妊娠し...
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