不妊症コラム

■基礎体温のお悩みを徹底解消!排卵のタイミングを正しく知って、効果的な不妊治療へ

正確な基礎体温を知れば、排卵日の予測が付くことは多くの方がご存知だと思います。実際、妊娠の確率を高めるうえで体温は重要な指標であり、ご自身の体調変化を知るためにも大切です。

ただ、当クリニックには「測り方を間違えているかもしれない」「夜勤によって睡眠時間がバラバラ」など基礎体温に関するお悩みも多く寄せられます。
今回は基本的な基礎体温の知識から、受診が必要な問題のあるケースまで徹底解説。効果的な不妊治療へ繋げるためにも是非一度お読みください。

基礎体温とは身体のリズムを知る指標
基礎体温の正しい測り方
基礎体温は低温期と高温期の二相に分かれます
基礎体温で問題のあるケース
まとめ

 

■基礎体温とは身体のリズムを知る指標

そもそも基礎体温とは何でしょうか?
とても簡単に言えば、「人間の身体が一番リラックスしているときの温度」です。男性と異なり、女性はホルモンの関係で基礎体温がわかりやすく変化します。

つまり、定期的に基礎体温を測っておけば、体温の低い時期=「低温期」から高い時期=「高温期」に変わる排卵タイミングを予測できるのです。

 

■基礎体温の正しい測り方

基本的には毎日同時刻に起床し、すぐに体温を測ります。その際、ベッドや布団から動かず、必ず毎回同じ位置=「舌の根の裏」で測ってください。

おそらく実際に試してみると、起きて直後にチェックする難しさ。そして、日々忙しい中で基礎体温を測り続ける面倒くささに直面すると思います。また、不規則な生活をしている方、夜勤業務に携わっている方などは、個々のライフスタイルによってタイミングがバラバラになってしまいがちです。

それでも体温の変化を知ることは、身体のリズムがわかり、心身に異常がないかを探る目安にも繋がります。そのため、朝のチェックが難しい方は夜間でも構いません。毎日決められた時間に同じ状態で体温を測るのを頑張ってみましょう。

 

■基礎体温は低温期と高温期の二相に分かれます

月経の開始から排卵日までを低温期、排卵してから黄体ホルモンの分泌している時期を高温期と呼びます。妊娠を考えるにあたっては、低温と高温の温度差を考えることが大切です。

具体的には「低温期と高温期に0.3℃以上の差」があれば、標準的な二相性を示しており、正常な排卵が起こっていると考えて問題ありません。しかし、低温期と高温期のバランスが崩れていると様々な不調が疑われます。以下のようなケースがあるならば早目の受診を提案いたします。

 

■基礎体温で問題のあるケース

●ケース1:高温期が短い場合
排卵後に起こる高温期はおおよそ10日以上続くことがほとんどです。それより短い期間の場合は「黄体機能不全」を疑います。

●ケース1:高温期が長い
高温期が長く続く場合は、妊娠の可能性を考えます。ただ、黄体依存症(ハルバン症候群)やストレスでホルモンバランスが崩れている可能性もあります。

●ケース3:体温の変化がほとんどない
無排卵月経の可能性を疑います。月経時において、生理のような出血=「破綻出血」が起こすケースがあります。この場合は排卵がないので、体温の変化は起きません。

●ケース4:基礎体温がバラバラで不規則
この場合は体温計を規則正しく測ってないケースがほとんどです。ただし、まれに無排卵月経の場合も考えられます。お近くのクリニックで、正しく基礎体温を測れているかチェックしてもらいましょう。

 

■まとめ

本格的な不妊治療へと進む前に行う基礎体温のチェックは、排卵日の暫定的な予測がつくため大切です。ただし、基礎体温を間違って測っている方、様々な事情でどうしても続けられない方も多くいらっしゃいます。

その際は、当クリニックでの検査がおすすめです。頸管粘液検査、超音波検査や採血を行えば、より正確な排卵日がわかります。また、身体に異常がないかを診断する目安にもなりますので、少しでも興味を持たれましたら、南長崎にある「小川クリニック」までご相談ください。

 

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